katasode バッグ
着物生地でバッグを作るとき、私は、とりあえず袖からほどきますが、
その片袖だけでも、シンプルなバッグが作れます。
片袖で作ったバッグは、グラフィック社の「和布のやさしい小物」にも
掲載していただきました
「袖」を、古語辞典で調べてみました^^
袖返す
袖を裏返しにして寝ると、思う人を夢に見ると信じられた。
袖続ぐ(つぐ)
袖を交わす、袖を並べて寝る、の意か。
袖にしぐる
袖に涙がおちる。
袖に墨つく
人に恋い慕われるきざしであるという。
袖の別れ
男女がたがいに交わした袖を解き放して別れること。
うーん、 「袖」という字が入った言葉は 奥ゆかしいですね^^
では、「奥ゆかし」とは、
「奥」に形容詞「ゆかし」のついた語。
ものごとの奥に隠れているものに心ひかれる感じ。
だそうです。
で、「ゆかし」まで調べてみると
「行く」の形容詞化。心が対象物に向かって強くひかれる感じ。
知らなかった…
そこで
「KATASODEバッグ」は、またの名を
「ゆかしバッグ」と名付けました^^
あの方への思いを胸に
このバッグを連れてみては いかがでしょう (^^♪
お子様バッグ
絵柄があまりにかわいかったので
作ってみました
古布は使ってません